『食欲と闘うお正月』
こんにちは
かない鍼灸接骨院です
今回のテーマは
『食欲と闘うお正月』です。
気の向くままにお正月の味覚を楽しんでいては、体重に大きな影響が出ます。
そこで、「もう少し食べたい」を我慢して、食事を終えることになります。
健康のために仕方がないとはい、食欲を満たせない状態で健康を維持するというのは、
釈然としないものを感じます。
ところで、食欲は胃腸の仕組みではなく、脳の働きによって生じることをご存知でしょうか。
頭の真ん中に視床下部という脳の組織がありますが、そこに食欲を作り出す仕組みがあります。
これは食欲を作り出す摂食中枢と満腹感を作り出す満腹中枢に大別されます。食事をすると、
栄養素が吸収され血液の中に入りますが、その中で特に糖分が増えると、満腹中枢を刺激して
「おなかいっぱい!」という感覚を作り出し、食事を終了することになります。
ですから、たとえ胃袋が空っぽでも血液の糖分が増加すると満腹感を感じるのです。
一方、食事を終えてしばらくすると、血液中の糖分は消費され減ってしまうので、それを補う
ために体脂肪の分解が進み、脂肪の成分である脂肪酸が血液中に増えてきます。
この脂肪酸が摂食中枢を刺激して空腹を作り出すのです。
つまり、エネルギーの蓄えが減り始めたので、そろそろ食べる時間だというわけです。
この仕組みによると、脂肪の蓄え全体が多くても少なくても、血液中で糖分が減って脂肪酸が
増えたら食欲が出ることになります。
どんなに太っていてもおなかは減るのです。ですから、すでに十分な蓄えがあるときに食欲の
ままに食べると、蓄えばかり増えることになるのです。
では、食欲が適当なところで収まらないのはなぜでしょうか。それは、自然界のヒト以外の
動物では、十分な食物を得る機会が極めて少ないためです。
動物は食物を得たらできるだけ平らげないと、次にいつ食物を得られるか分かりません。
悲しいかな、ヒトにはこの仕組みがいまだ残っているのですが、既に食物は豊富にあるので、
食べ過ぎることになったのです。どうやら、「もう少し食べたい」は我慢しなければならない
ようです。
私は普段からよく噛み、唾液を胃に入れるようにして、ゆっくりと食べるように心がけています。
放送内容は当院のホームページにも載せてあります
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